雇用創造・支援

はじめに

現在、少子高齢社会となった日本は、生産労働人口の減少著しく、前例を見ないほどの人手不足に直面しています。(※)

少子化の要因には、女性の社会進出による共働きの増加、それによる出産年齢の高齢化、保育施設・保育人材の不足が挙げられ、また高齢化は、要介護者増加による介護人材の不足、仕事と介護の両立問題を引き起こしています。

これらにより、経営層・管理職人材の不足、優秀な人材の流出、育成・フォロー不足による止まらない若手人材の早期退職等、様々な課題が姿を現し、人手不足は、企業にとって長年一番の経営課題となっています。

※ 出典:パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計2030」

https://rc.persol-group.co.jp/roudou2030/

企業の雇用創造の現状

「雇用創造」「人手不足」を解消するために、企業は「採用活動」に課題をフォーカスしがちです。

良い人を採用するにはどうすればよいか、そもそも母集団が集まらない、内定を出してもすぐ辞退されてしまう、採用活動にマンパワーを割けない等、多くの経営者、人事担当者が頭を悩ませている点です。
ただ、本当に採用を成功させるためには、「採用活動」だけに注力しても課題解決にはなりません。まず企業がなすべきことは、「採用力」を身に付けることです。

「採用力」とはなにか。

「こういう人と働きたい」と感じさせられる社員、「こういう職場、素敵だな」と思う職場環境等、「求職者」から見て、「ここで働きたい」と感じることができる訴求ポイントを持っていること、それが企業の採用力です。

経営者や人事担当者の方に、「どういう方を求めておられますか」とご質問した時、経験やスキルについてのご要望は出てきても、「ではそういった方々に入社していただくために、何を魅力としてお伝えしますか」とご質問をすると、「そういえば、求職者にとっての自社の魅力や強みってなんだ?」と、考え込まれることも少なくありません。

今後の雇用創造のあるべき姿

先ほども述べた通り、企業は求職者にとって訴求できる魅力(メリット)を伝えられる状態にしておく必要があります。
そのためにはまず、「今働いている社員が、自分たちの会社を魅力的と感じている」ことが重要です。

自分たちの仕事にプライドを持ち活き活きと働いている、そういう職場の様子や社員の様子を伝えることが、求職者に対する魅力訴求となります。すなわち、「今働いている社員」に対して、やりがいのある仕事、キャリアプラン、人間関係を含めた働きやすい環境を提供するなど、足元をきちんと整理することが企業にとって採用成功には必要不可欠です。

加えて、社内の担当者間で「採用活動」に対するスタンスをそろえておくことも重要です。
多様な働き方、ビジネス展開のスピードアップ等から、これまでのようなスキルマッチングに重きをおいた採用面接では、優秀な人材の確保は難しくなっています。

仕事内容や待遇面だけでなく、企業として入社後どのような活躍の場を用意できるのか、そのためにどういう人に来てもらいたいと考えているのか、という経営ビジョンやキャリアパスの説明も必要です。

面接の場は、企業が一方的にジャッジメントを行う場ではなくなりつつあります。双方にとってWin-Winの関係を構築できるか、相互理解の場であることを強く意識することが大切です。

また一方で、求職者個人のセルフプロデュース力の向上も必要です。入社しさえすればそのあとは仕事も年収も企業が決めてくれる、という終身雇用がなくなりつつある今、自分のやりがいや強みをどのように向上させていくのか、一人ひとりが自分自身を理解し考える力を身に付ける必要があります。またそういった自分のやりがいや成長が可能な職場はどこなのか、企業を見極める力を取得することも大切です。

あるべき姿へのステップ

企業の人手不足を解消し、長く活躍し続ける方に入社していただくには、企業の採用力を高める支援と、求職者のセルフプロデュースや見極める力を養うための支援、双方の支援が必要です。

求職者が適切な自己理解を行い、働き続けるためのキャリアパスを描く、その描いたキャリアパスの実現が可能な企業と出会い、そこで長期的に活躍していく、この両輪のサイクルが回転し続ける事が、雇用の創造へとつながります。

企業側に必要なステップ

  • 自社のビジョンや経営戦略を明確にする。
  • 明確にしたビジョンや経営戦略を、社内・社外に情報発信する。優秀な人材は、その想いに共感して集まる。(母集団形成)
  • お互いにとって、Win-Winの関係を構築できるか、という視点で面接を行う。(採用スタンスの整理と面接対応力の向上)
  • 併行して、自社の社員がプライドを持ち、活き活きと働ける環境を、企業が積極的に提供する。(社員が自社への愛着を持ち、定着する)

求職者側に必要なステップ

  • 自分のキャリアは自分で作っていくもの、という能力開発、キャリア形成の知識を身に付ける。
  • 企業を見極めることができるような、業界・仕事内容の情報知識や面接対応力を習得する。
  • 適切な就職活動やキャリア構築のため、専門性を持った第三者(キャリアカウンセラー等)の意見を聞く場を設ける。

パーソルテンプスタッフが出来ること

2020年は新型コロナウイルスにより、雇用問題は新たな局面を迎えています。

2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災の時と異なり、日本及び世界全体での経済活動が停滞しているなか、現在抱えている社員の雇用維持を図りながら元来の人手不足をどのように解消していくのかという課題が、企業にとってさらに大きな壁となって立ちはだかっている状態です。

パーソルテンプスタッフは自治体の委託業務を請け負う専門組織を有し、若者、女性、シニア等の活動支援、地域企業の人材確保支援などを行い多様な働き方を支援いたします。

パーソルテンプスタッフには、企業様および求職者の方へのご支援に豊富な実績があります。

■企業様への支援実績

  • 人材採用・定着に関する企業コンサルティング
  • 人材採用・定着に関する集合セミナーの企画、運営
  • 採用面接力向上に向けた、面接担当者育成研修の企画、運営
  • 管理職及び人材育成担当者のための研修の企画、運営
  • 合同企業面接会、合同企業説明会の企画、運営
  • インターシップ、職場見学会実施に向けた、実施内容の企画及びコンサルティング支援
  • 人材採用・定着に向けた、公共事業活用のためのアドバイス及びコンサルティング支援

■求職者への支援実績

  • 若手未就職者、女性、シニア層へのキャリアカウンセリング等の就職支援
  • 長期失業者等、就職困難者へのキャリアカウンセリング等の就職支援
  • 就職支援に関する各種セミナーの企画、運営、講師手配
  • 就職支援プログラムの企画、運営

その他、10年以上にわたる公共事業での就職支援・企業支援の実績から、以下のネットワーク、ノウハウも有しております。

  • 就職支援経験豊富なキャリアカウンセラー
  • 就職支援、キャリア形成に知見を有する研修講師
  • スムーズかつ効率的な事業立ち上げの豊富な実績

BPOサービスの導入を検討するしないにかかわらず、多様な人材の活用にどのような課題解決が考えられるのかといったお悩みをお持ちの場合、お気軽にご相談ください。

パーソルテンプスタッフのBPOサービス一覧

民間企業

BPOで仕事の仕方を変え、
人々の働き方を変える

公共機関

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