はじめに

ビジネス環境の変化やテクノロジーの発展により、企業の成長を従来の延長線上に求めることが困難になってきました。企業が社会に認められ存続していくために、購買・調達部門には、通常品の購買依頼処理という役割のみならず、経営・事業戦略の実現に向けて自社製品・サービスへの付加価値を向上させるマーケティングバイヤーとしての「戦略的な役割」が求められるようになってきています。

企業における購買・調達部門の現状

一般的に購買・調達部門は、主に自社製品・サービスに必要な資材・商材の購入から納期管理を担う部門です。仕入れ先の開拓や選定、価格交渉、見積・発注といった納期管理、受け入れ検査や検収といった業務を、コスト削減・効率化という観点で管轄している企業も少なくありません。

今後の購買・調達部門のあるべき姿

コスト削減は非常に大事な観点ですが、「発生するコストを削減する」のではなく、「そもそも発生するコストを最小化する」考え方が必要です。そのためには、企画・開発部門や生産部門、営業部門など、上流工程との連携を加速させながら情報を管理することが重要です。

上流工程を含めたコントロールにより、最適なサプライヤの開拓・維持が可能となり、発生コストの最小化を成功させます。こうしたコンサルティング的な役割は、結果的に経営・事業戦略の実現(=売上・利益創出)に貢献し、購買・調達部門の存在意義に繋がります。

あるべき姿へのステップ

経営層とのコミュニケーションや企画・開発段階からの参画、協業先との関係性構築、スキルアップ、新しいテクノロジーの導入、そして購買・調達部門としての戦略立案など、コンサルティング的役割は多岐にわたります。

しかし、現実には、①縦割り組織の弊害 ②定型処理に追われコア業務に集中できない環境 ③業務の属人化(従事スタッフのスキル依存、休暇時のリカバー不能 ④業務管理、コントロール不足(残業の恒常化)等の課題が山積みです。

購買・調達部門は、管理する資材・商材の品種やプロセスが多岐にわたり工程管理が複雑です。また様々な部門とのかかわりが多い業務であることから、属人化・煩雑化・非効率化している傾向があり、それぞれの業務を行うにあたっては想定以上の時間をロスしています。

その状況を解消するためには、まず上流工程との関係性を見直し連携を強めなければなりません。そのためには「内部統制・規定」の変更を伴う会社方針全体を見直すようなBPRが必須です。

BPRを経て上流工程との新たな関係性を築くことにより、全ての業務において最適な手段を模索し、再設計することが可能になります。その中で、自社で行うべき「1.購買ソーシング業務」についてはさらなるプロフェッショナル化を目指し磨き上げ、ルーティン業務である「2.プロキュアメント業務」は外部のプロフェッショナル企業にBPOとして任せる、といったことも一つの有効な手段となるでしょう。

パーソルテンプスタッフが出来ること

パーソルテンプスタッフが出来ること

パーソルテンプスタッフが提供するBPOサービスは、購買・調達部門の様々な業務に対応しています。

各購買業務のグループを集約し、社内から依頼される購買・調達管理、発注後のサプライヤ管理・納期管理・検収処理、納品後の支払処理、予算管理などを最適化し、生産性向上・コスト削減に寄与いたします。その結果、社員様においては、時間的余力ができた結果、社内業務効率化に向けた取り組みや本来のソーシング業務への注力が可能となります。

【プロキュアメント業務:対応例】
  • サプライヤ管理(見積取得/比較/作成など)
  • 発注・検収処理(発注書受領/発行・承認申請・検収書作成など)
  • 納期管理(対象案件確認・督促・納期フォローなど)
  • 支払処理(請求書入手・システム登録・申請など)
  • 予算管理(実績データ/見込みデータ/予実データの作成など)

BPOサービスの導入を検討するしないにかかわらず、購買・調達部門としてどう変革すべきか、どのような課題解決が考えられるのかといったお悩みをお持ちの場合は、お気軽にご相談ください。

パーソルテンプスタッフのBPOサービス一覧

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